熱海初日の午後は市内観光へ。
花子とアンのロケ地 起雲閣
ランチを食べた「和食処 天匠」から車で5分、熱海市昭和町の「起雲閣」に到着しました。
起雲閣は大正時代に別荘として築かれ、昭和には熱海を代表する宿だったのだそう。
近年ではNHK朝ドラ「花子とアン」で、九州の炭鉱王、嘉納伝助の屋敷として使われたことでも知られています。
受付を済ませ、最初に入ったのは群青色が目を引くこちらの和室。
起雲閣は、庭を囲むように建物がいくつも並んでいますが、建物は全て廊下で繋がっており、雨でも濡れずに見学することができます。
日本、中国、欧州の融合建築
廊下を進み、次は洋館へ。
入るとそこはサンルーム。
天井のステンドカラスと床のタイルがとても素敵な上、ポカポカして暖かいです。
サンルームに続く部屋です。天井が日本の神社、彫刻が中国、暖炉がヨーロッパと様々な様式を融合して作られたのだそう。いいとこ取りですね。
文豪の愛した宿
太宰治が滞在したという「文豪の間」。光が射して明るいです。
あの「人間失格」は起雲閣の別館で執筆されたのだとか。
お次は「金色夜叉」の尾崎紅葉が宿泊した部屋。名前のイメージそのものの真っ赤な壁です。
紅葉直筆の手紙などが展示されています。
ローマ風熱海温泉?!
客室を出、昭和4年に完成したという洋館「金剛」へ。
格調高い、贅沢な作りです。
続きにあるのは「ローマ風浴室」。ステンドグラスがモダンな珍しいお風呂です。
起雲閣では大正から昭和初期にかけての和洋さまざまな建築様式を見ることができます。
緑豊かな1,000坪の庭
建物の見学を終え、朝ドラ「花子とアン」で見覚えのある庭へ♪
文豪たちもこの広い庭を、気分転換に散歩していたのでしょうね。
散策中、日本一早い桜「あたみ桜」も見られました!
起雲閣は建物と庭を合わせても1時間ほどで見学できました。
数多くの文豪に愛されたという、贅を尽くした建築物と庭はとても美しく、見応えもたっぷりでした。
起雲閣を出て、次の目的地は「来宮神社」。
・・のつもりでしたが、初詣のせいか来宮神社へ行く道が混んでいたため予定変更。
「熱海梅園」へ向かうことに!
日本一早い梅 熱海梅園
ここ熱海梅園には日本一早く咲く梅があるそうで、まだ1月なのに梅が見られるんです。
1/7から”梅まつり”が開催されますが、それまでは入園無料です。
んっ?何やら珍しい松を発見!二つに枝分かれして立派に伸びています。
しばらく進んで行くと・・梅の香りと共に春を告げるウグイスの声が!
枝にとまってます・・探してみてください♪