ゴールデンウィーク2日目、大阪から車で滋賀県の近江八幡へ向かいました。
近江八幡市内へは竜王インターで降りるため、アウトレットの渋滞が心配したが、さほど混むことなくスムーズに到着しました。
近江八幡の観光名所から近い「市営小幡駐車場」へ。
料金は1回510円と安いです。
近江八幡は豊臣秀吉の甥、秀次が開いた城下町であり、近江商人の発祥地でもあるのだそう。
歴史ある町並みが多く残る「新町通り」にやってきました。
松が立派ですね~。
商家や白壁の土蔵といった建物は、資料館のほかショップとして使われている所もありました。
ヴォーリズの洋館
日本の伝統的町並みとは対照的に、まち中には異国情緒ある洋風の建物が数多く見られます。
これらの洋館はメンタームの「近江兄弟社」創設者で、大丸心斎橋店などを設計したことで有名なウィリアム・メレル・ヴォーリズが手掛けた建物です。
1905年にアメリカから近江八幡に英語教師として来日したヴォーリズさん(写真右)は、その後、全国で約1600にも及ぶ建築設計に携わったそう。
近江八幡市には20軒余りヴォーリズ建築が現存しているのだそうです。
こちらはヴォーリズ夫妻が晩年住んでいた建物。
現在「ヴォーリズ記念館」になっており見学が可能です。(要予約)
GWでしたが、私たちは当日の電話予約で見学することができました。
見学は説明も含め約30分。
ヴォーリズ夫妻の歴史などを知ることができるので、時間がある方は参加されると良いですよ。
続いて、案内の方が薦めて下さった「ハイド記念館」へ。
こちらのハイド記念館は、2003年まで幼稚園だったのだそう。
ヴォーリズさんの建築は窓が大きいのが特徴で、階段も電気がいらないくらい明るいです。エコですね~。
暖炉です。これもヴォーリズ建築の特徴の一つです。
暖炉の周りに子供たちが集まる様子が目に浮かびますね。
そして、体育館。
やはり四方に大きな窓があって明るい印象でした。
日本とアメリカの伝統的な建物をたくさん見ることができました。
午前の見学を終え、ランチへ向かいます♪
近江牛ランチ
滋賀といえば近江牛!
中でも近江八幡は、県内有数の近江牛の生産地です。
周辺には「毛利志満」や「かね吉」といった老舗がたくさん!
私たちは散策中見つけた「まるたけ近江 西川」さんに入ることに。
こちらは団体さんも来られる、広くてカジュアルな雰囲気のお店で、子連れなどファミリーにもピッタリな感じです。
注文したのは、お肉とタレの相性ピッタリ”の近江牛焼肉弁当”と、
卵がとろとろの”近江牛すき焼き丼”。
直営牧場で育てられたというお肉は、柔らかくてとても美味しかったです~。
近江牛の本場、近江八幡に来たら一度は食べておきたいですよね!
ヴォーリズ建築めぐり
午後からも再びヴォーリズの建物を巡ります。
丸いひさしが可愛いのは元郵便局。現在はショップになっています。
続いては、今も現役の教会。礼拝堂も素敵でした。
最後は特別公開されていた「ウォーターハウス記念館」
築100年以上の建物ですが、モダンで古さを全く感じさせません。
ヴォーリズ建築の見どころは外観もさることながら、豊富な収納や登りやすい階段など機能的につくられている内部です。
「住む人のことを考えて設計されているんだな~」と随所で感じることができました。
映画のロケ地 八幡堀
ヴォーリズ建築をひと通り見学し、メインストリートに出てきました。
この辺りには観光スポットがたくさんあり、大勢の人で溢れています。
日牟禮八幡宮の鳥居をくぐると・・
近江八幡の代表的な観光名所「八幡堀」です。
るろうに剣心など映画のロケでよく使われているのだそう。
川沿いをのんびり散歩したり・・
川岸に続くお土産屋さんに入ったり♪
舟に乗って、眺めを楽しむ人の姿も見られました。
日牟禮ヴィレッジたねや
近江八幡で一番人気があったスポットは、和菓子で有名な「たねや」と
その向かいに立つバームクーヘンが人気の「クラブハリエ」。
せっかくなので、私たちもお茶をすることに♪
広くてかわいいお庭を眺めながら、、
美味しいケーキとコーヒーをいただきました。
おいしい食べ物に、美しい景色。
和と洋の歴史を感じる建物など・・
見どころいっぱいで、お腹もいっぱいになる近江八幡のまちを一日散策しました。