関西のTV番組でもよく紹介されている、和歌山県中部の湯浅町の観光へ。
湯浅町は和食に欠かせない醤油発祥の地といわれ、醤油蔵など歴史的な建物も多く残されています。
湯浅名物 しらす丼とシロウオ
電車・・ではなく、大阪から車でやってきました。
大阪市内からは1時間半ほどの距離です。
駅前の無料駐車場に車を停め、さっそくランチへ♪
湯浅町の名物といえば”しらす丼”。
しらすは日本有数の水揚げ量を誇るのだそう!
親切な観光案内所の方に伺うと
「しらす丼はかどや食堂が人気だけど、こっちもおすすめ!」
とのことで、かどや食堂さんとは目と鼻の先『海ひこ』さんへ。
ちなみにかどや食堂さんはお昼時とあって行列ができてました・・。
こちらは待つことなく出てきました”しらす丼”!
しらすと甘めの醤油タレがマッチしていてとっても美味しかったです!
湯浅に来たら一度は食べておきたいグルメです。
隣の席では名物「シロウオのおどり食い」にもチャレンジされてました。
分かりづらいですが「シロウオ」です。
観光案内所で飼われてます♪
熊野古道の商店街
新鮮なしらす丼に満足して店を出ると、目の前に熊野古道を発見!
かつて湯浅町は、熊野三山に続く熊野古道の宿場町として栄えていたのだそう。
こちらは江戸時代に建てられたという熊野古道の”道標”。
ここが熊野と高野山への分かれ道だったそうです。
道標のある通りは商店街なのですが、商店街に熊野古道が通っているのは唯一ここだけなのだそう。
商店街の八百屋さんには柑橘がたくさん!そして安い!
さすが有田みかんの地域ですね♪
続いては古民家の「おもちゃ博物館」。
懐かしのおもちゃに出会えます。
これからいよいよ伝統的な重要建築物が残る地区へ♪
伝統建築の保存地区
地図を頼りに歴史的な町並みが残る地区へ向かいます。
が、案内所でもらった地図はなぜか中国語版・・。日本語版が切れてしまったのだそう。
漢字だらけの地図を片手に進んで行くと、古い町家が見えてきました。
醤油醸造元の看板を発見。
湯浅町には江戸時代92軒もの醤油屋があったのだそう!
醤油醸造の角長
続いて見どころの多い通りにやってきました。
やはりお醤油に関連したお店が多いです。
こちらは100年前に建てられたという角長さんの蔵。
古い醸造用具などを間近で見学できます。
レトロな電話も。職人さんたちが使っていたのでしょうか。
斜め向かいにある角長さんのお店では醤油を買うことができます。
保存地区では毎年4月末~5月初めに「行灯アート展」が開催されるのだそう。幻想的でとても綺麗なんでしょうね~。
町中の休憩所でお茶とみかんのおもてなしを受けたり、ボランティアの観光案内の方も親切で、地元の方とたくさん触れ合えるのも魅力のひとつです。
幕末の銭湯 甚風呂
続いては幕末から昭和60年まで営業していたという銭湯へ。
タイルが懐かしい感じ。
お風呂の奥が焚場になってます。
さらに奥の展示コーナーは、かつて経営者の住まいだったのだそう。レトロなもので溢れてます。
昔懐かしい町並みを1時間ほどで巡りました。
醤油ソフトクリーム
次に向かったのは、先ほどの保存地区から歩いて20分程の距離にある2軒のお醤油屋さん。
「丸新本家」と
「湯浅醤油」
2軒とも同じ敷地内に建っていて、たくさんの人が訪れていました。
醤油樽でできたベンチがおしゃれ♪
さっそく湯浅醤油さんの醤油蔵を見学させていただきます。
大きな樽~。醤油何本分入るのでしょう。
こちらでは櫂入れという醤油の攪拌作業の体験もできるのだそう。(有料)
利き酒ならぬ利き醤油のコーナーも♪
湯浅醤油さんでは蔵の他に、カフェやお土産屋さんも併設されています。
私たちも人気の醤油ソフトクリームを体験!
お醤油の香りがほんのりしてとても美味でした。
もちろんお土産にお醤油や金山寺味噌も買いました^^
海も近くて魚が美味しく、伝統的な町並みが残るどこか懐かしい香りのする醤油の町を巡りました。